お知らせ

初盆を迎える方へ

2021/7/27

故人の死後、四十九日の忌明けを過ぎてから初めて迎えるお盆のことを初盆といいます。
近年初盆を迎える方からどのようにご先祖さまをお迎えしたらいいのか?という質問を受けることが多々ございます。
牛山の風習を踏まえ、普段のお盆と違うことのみピックアップしたいと思います。

 

・盂蘭盆施餓鬼について
初盆の特別大施餓鬼は11時20分開始となります。
尚、初盆施餓鬼のお供え物として「白米」を用意する慣習があります。
こちらは、親戚・縁者が各家族ごとに一つずつ用意します。


 新仏が男の場合‥三角の白い袋(さらし等)に一升入れる
 新仏が女の場合‥四角の白い袋(さらし等)に一升入れる
袋の表に戒名を、裏or横に施主名をマジックペンなどで各自ご記入下さい。
最近は白米の代わりに、封筒に千円程度を入れて表に戒名を書いて供える方もいます。

 

また、本堂のお参りが終わると塔婆と旗が渡されます。
お墓がある方はお墓へ、無い方は仏壇へ立ててご供養して下さい。

 

・提灯について
初盆は親戚や縁者から盆提灯が送られますが、初盆のみ何も絵柄のない白提灯を使います。こちらは精霊送りで燃やすと良いでしょう。

 

・迎え火について
13日の夕方に、お墓に行き祖先の霊を迎えます。このとき、霊が迷わず帰ってこられるように焚くのが迎え火です。普段は玄関先でしか松明を焚かないという方も初盆のときは墓前で松明を焚くのをおススメします。

 

以上が普段のお盆との違いになります。

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